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蕎麦に付加価値を付けたコックスタイルのユニフォーム

Clients:

手打ち石臼挽き蕎麦 福助 西村様

蕎麦に付加価値を付けたコックスタイルのユニフォーム

祖父に導かれた飲食業への道

小学生の頃、週末になると祖父に連れられて、高岡市のうどん屋へよく行ってたんです。祖父はいつも「単価はいいし、日常のものだし、うどん屋って楽しそうじゃない」と話していました。なので飲食店をやることは、幼い頃から当たり前のことと思っていたところがあったんです。

高校卒業後は専門学校で洋食を学び、福光町のうどん屋、ホテルの和食レストランなどで料理の経験を積みました。ホテル勤務時は大変厳しく、まるで軍隊のような生活でしたよ。でもそれがあったからこそ、今の労働に耐えられているんだなとも思います。あの経験がなかったら、今の僕はいなかったでしょうね(笑)。

小旅行として楽しめる蕎麦屋を目指して

福助をオープンしたのは今から12年前、28歳のときでした。当時僕の祖父母は80歳を超え、楽しみといえば食事だけ。大好きな旅行も気軽に行ける感じではありません。そんな祖父母でも足を運べるような近所で、食事を“小旅行”として楽しんでもらえるような店があればいいと考えるようになりました。

高齢の方が好きな食べ物といえば、蕎麦。そこで、高齢の方へのおもてなしが整った、気軽に行ける蕎麦店を目指そうと思ったんです。

店は親の援助もあり、黒部の山奥から古民家を移築してつくりました。店名は「福助(ふくすけ)」。覚えてもらいやすい音と縁起を担いだものです。店の看板は福光町の書道家の先生に書いていただき、暖簾は藍染を手掛けている知り合いの作家の方にお願いしました。

制服を見直すきっかけ

店を始めて数年が経った頃、和食やフレンチなどさまざまなジャンルのシェフたちとの交流が機会も増えてきました。仲良くなったシェフのお店に伺うことがしばしばあったのですが、そこでついに気づいたんです。どのスタッフもみな、ピシッと統一された綺麗な制服を着ているということに……。

当時の福助の制服は、量販店のポロシャツやTシャツを揃えただけ。スタッフとお客さんの区別も正直、つかない状態にあったと思います。「このままでは良くない、でもスタッフ全員分の制服にはまとまったお金がかかるし…」と悩んでいた矢先、富山の知り合いからデザイナーのパドルアンドチャート大谷さんを紹介されたんです。

早速大谷さんに、制服についての悩みを伝えてみると「チームワークアパレルのカタログからコーディネートしてみませんか」と、制服のカタログを渡されたんです。「飲食店において、お店の個性を打ち出すために欠かせないツールの一つがユニフォームです」と言われ、制服を後回しにしていたことを見直さなければと思ったんです。

新しい蕎麦屋のスタイル

カタログを眺めながら「うちは蕎麦屋だから、白衣か甚平がいいだろう」と思っていたんです。でも、ホテル勤務をしていた当時、魚の血が白衣に付いてしまったことを思い出し、白を着るのは少し面倒だなとも感じていました。素直にそのことを伝えると大谷さんは「紺色のコックコートなんてどうですか?」と、僕がまったく予想もしていないことを提案してこられたんです。

実はその時、蕎麦のほかに、ナチュラルワインやいい肉を使ったコース料理の提供をはじめていました。なので、洋食のスタイルでもある“コックコート”の提案は、白衣や甚平といったありきたりな考えを壊してくれた、とても斬新な考えだったんです。蕎麦という狭い世界から新しいことを始めたかった僕の気持ちともリンクしているように思いました。

藍色の暖簾をはじめ民藝品などを置いた店の雰囲気にも良く合う色だと思い、紺色のコックコートを採用しました。

新しい蕎麦屋のスタイル

コックコートの袖の折り返し部分には、三本のラインが入っています。蕎麦の実の緑色、更科の白色、玄蕎麦の茶色をイメージして入れてもらいました。デザインとしていいアクセントになっていますし、もしお客様にラインのことを聞かれた際には「蕎麦の色ってこんな色なんですよ」といった話もできるのでとても気に入っています。

新しい蕎麦屋のスタイル

素材の良さをロゴマークに込める

コックコートの腕の部分には、新しいロゴデザインもあしらいました。自分のこだわりを表したロゴが欲しいと思っていたので、この機会に大谷さんにマークを考えてもらったんです。 

ロゴマークは、パッと見て蕎麦屋とわかる“蕎麦猪口”と“蜂”を入れて欲しいとお願いしました。蜂って、蕎麦の受粉に欠かせない存在なんです。食品ラベルなどに蜂やテントウムシが入っているのを見かけると思うのですが、ほとんどがナチュラル系の食材です。蜂やテントウムシは、良い自然環境の中でつくられたものの象徴でもあるんです。

材の良さをロゴマークに込める

僕の店では、昔から作られている伝統の食材、農薬や化学肥料を使っていないものを厳選して使用しています。そこまでこだわるのは、自然環境や、そこから生まれる素晴らしい食材を次世代へと引き継ぎたい。そんな思いを表現したいと思いました。あと、それらを消費することで、将来蕎麦屋になりたい人たちの財産となる食材を残していきたいという思いもあるからです。

材の良さをロゴマークに込める

質や素材にこだわる蕎麦店の意味を持ったロゴマークは、こうして完成しました。

新しい制服が、未来の夢を描く

スタッフみんなで揃えた制服を着ることで、お客様とスタッフの線引きもしっかりされるようになりました。またコックコートを着用したスタッフが料理を運ぶ姿は、蕎麦や料理の価値をも上げてくれているように感じます。

新しい制服が、未来の夢を描く

新しい制服が、未来の夢を描く

ボトムは、裾の収まりがいいモンペを採用しました。ウエストはゴム紐で、ふわっとした履き心地は身体に負担がかかりません。女性スタッフからも「背中やお尻が見えたりせず、ストレッチが思ったより効いていて軽くていい。とても楽」と、好評です。

今後はさらに蕎麦以外の料理も扱っていきたいので、洋食のコックコートにしたのは大正解でした。

新しい制服が、未来の夢を描く

自分のやりたい事を反映した制服が着られたことは、武器が1つ増えたということだと思います。これからもブレることなく “自分の覚悟”を託した制服とともに邁進していきたいと思っています。

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